2018年8月30日(木)


今週は1日おきに母のところに行くことにした。
私自身も、義務のようになってしまっているこの生活パターンを見直す時が来たように感じる。

母の病状は落ち着いたとは言えないが、このようなことがこれからも続いていくのだろう。
長丁場になると考えるのなら、私自身を大切にするということもしっかり意識していかないと・・・


夕方18時前、ふとスマホを確認したところ、15時過ぎに病院から電話が入っていたことがわかった。

病院からの電話というのは、私の心を落ち着かなくさせる。
何度も連絡が入っていないということは、病状が急変したということではないように思える。
もし、そういうことだったら何度も連絡が入るか、職場に連絡してくるだろう。

『…とすると・・・・病室が移ったのだろうか? 違う部屋へとお引越しか?』

ドキドキとモヤモヤを心に抱きながら、ナースステーションに行き電話があったことを伝えた。

母の病棟では誰も電話をしていないことが確認された。
もちろん、母の病室が移ったわけでもない。
結局、誰からの電話だったのかその場ではわからず、「相談員かもしれないですね」という結論にいたった。
そろそろ入院して1か月になるから、「転院についても考えましょう」ということなのだろうか。
だとすると、『1か月があまりにも早い!!』と正直思った。



今日の母は、2日前とは打って変わって調子が良くない。
意識の覚醒もあまりなく、すっきりしていなかった。

本当にいい時が続かない。波に乗れない。『このままよくなってくれれば、回復してくれれば!』というこちらの思い通りには全く進まない。

私は大きく深呼吸をした。
「この時間! 母と過ごせるこの時間をまずは大切にしよう!」そう気持ちを切り替えて、母の手を握り、顔を撫でた。私はなぜか涙があふれて何度もそれを拭った。